10年
あなたの瞳に話せたら という映画を観ました
私たちみたいに疎い夫婦としては初めての配信で
それがあの子たちのことであり
そのみ監督の産んだものだから
わたしたちが無視できるはずがない
わたしは当時ボランティアで石巻へ行ったこと
そしてその振る舞いや行動が
良かれと思ったこととはいえ
軽率だったんではないか
残されたあの子たちに何か影響を与えてしまってはいないか
それだけが気がかりで
あの子の少し困ったような表情を思い出すたび
押し付けで動いてしまったんではないかとそれを後悔しています
作品に出演していた数人の懐かしい顔を見て
成長して
向き合って
自分なりの解釈と
納得いく道標を
それぞれが見出していこうとしていること
それを考え続けなくてはならないことを理解していること
その姿勢を覗えた
彼女たちがもちろんどうあってもいいし
会わなくてもいい
忘れられてもいいんだけれど
勝手にエールを送り続けるよ
そういう気持ちが心に棲んでいるということ
私たち夫婦のブレずに共通している点の1つなんだ