ウミネコヘブン

伊豆下田暮らし。花屋。園芸屋。編み物、織物、洋裁。狩猟のこと。猫。ときどき登山。レルのこと。

10年

あなたの瞳に話せたら という映画を観ました

私たちみたいに疎い夫婦としては初めての配信で

 

それがあの子たちのことであり

そのみ監督の産んだものだから

わたしたちが無視できるはずがない

 

わたしは当時ボランティアで石巻へ行ったこと

そしてその振る舞いや行動が

良かれと思ったこととはいえ

軽率だったんではないか

残されたあの子たちに何か影響を与えてしまってはいないか

それだけが気がかりで

 

あの子の少し困ったような表情を思い出すたび

押し付けで動いてしまったんではないかとそれを後悔しています

 

作品に出演していた数人の懐かしい顔を見て

成長して 

向き合って

自分なりの解釈と

納得いく道標を

それぞれが見出していこうとしていること

それを考え続けなくてはならないことを理解していること

その姿勢を覗えた

 

彼女たちがもちろんどうあってもいいし 

会わなくてもいい

忘れられてもいいんだけれど

勝手にエールを送り続けるよ

そういう気持ちが心に棲んでいるということ

私たち夫婦のブレずに共通している点の1つなんだ