ウミネコヘブン

伊豆下田暮らし。花屋。園芸屋。編み物、織物、洋裁。狩猟のこと。猫。ときどき登山。レルのこと。

受精しなかった てこと

しばらく空いたけど

採卵したあとの続きを…

 

結果

淡い期待虚しく

すべての卵が受精しなかった

聞いた瞬間 ぼんやりとしてしまって

電話の声が遠のいた

でも涙も出なかった

 

どこかで

できないことへのショックにも

痛みを回避する術を得ていた気がする

 

でも すべてが納得いった瞬間だった

必ずしも原因を突き止めることで

我が子を授かれるとは限らないけれど

「納得」することで

行き場のない想いや 自分を責めることの

どうしようもない気持ちが

和らいだ 

悲しいことだけど

 

わたしたちの

卵と精子は受精しなかった

 

後日 説明を聞きにいくと

わたしたちの場合

他にどこにも異常が見つからなかった ので

まずは体外受精をするー

でもこういう事例もあるから

こうなることを避けるため

いきなり顕微授精を勧める医者も

たくさんいるらしい

 

当然

顕微授精は最後の砦であって

ステップアップしていった夫婦にとって

体外授精でできるならそのほうが最善

それがわたしたちは叶わなかった

 

次を考えるなら顕微授精ですね

ー そういうことだった

 

救いは

他に異常がなかったこと

顕微授精も視野に入れて。。

そもそも不妊治療を毛嫌いしてたのにね

 

 

 

細かいところいうと

私の卵が精子を突入させない何か

殻がかたいのか

バリアのようなものか

よく分からないけど

そういうものがあるらしい

 

もしくは

精子に突入できない欠陥があるかー

(数多い精子の全てがそうであることの確率は低いが。)

 

私のことでいうと

それはわたしの心を反映してるのか と

子供の頃から癒やされない何かの

影響を受けてるのかな。

 

そういうことを考えた